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はるをおもい、しをおもう。

唐突だが、昨日思い付いて書きなぐったSSをアップしてみる。
若干BLくさいですが、まあ、一般人の許容範囲でしょう。
相変わらず暗いです。
誰も死なないけど、誰も幸福にはならない。
何でハッピーでむちゅーんvみたいな代物書けないのか……
こりゃ、僕の美意識が暗いんだな。やれやれ。
とかく興味ある方だけ↓をどうぞ。
無理!何で人の妄想に付き合わなきゃならないの!?って方は即刻リターンして、安寧の日々をお過ごし下さい。
それでは。








春は死の季節ですね。
彼は穏やかに呟きました。
「春は死の季節ですね」
「何が死ぬのですか?」
私は問いました。
彼はやはり穏やかに笑って、「私の、心が」と呟きました。
「あなたを思う私の心が、春に殺されるのです」
そんな時でも穏やかな彼が、哀しかった。
「さようなら」
振り返り、立ち去って行くその後ろ姿を、追う事は出来なかった。
春は別れの季節とは言うけれど。
思いが強かった分だけ、別れよりも彼の心は痛むのかもしれない。
……死んでしまう程に。
時刻を告げる鐘が、まるで葬儀を告げる音に聞こえたのは、己の罪悪感なのだろうか?

凛とした司会の宣言で、厳かな式が始まった。
沢山の参席者、沢山の花。
ずらりと並んだ学徒は、誰ひとり乱れず、黒い服を着ている。
幾人かむせび泣く声も聞こえた。
賛美歌のような校歌を歌い、聖職者の祈りの言葉のような祝賀の言葉を聞く。
……ああ、確かに葬儀のようだ。
並んだ学徒は掛け声と共に、二列に並んで式場を出て行く。
「葬列だ」
まるで葬列だ。
彼の心を悼みながら、彼の心を送り出すのだ。
……そうして、彼の心は黄泉路を逝くのだ。
静かに、静かに。
この春に、見送られながら。

+++++++++++

春葬。

+++++++++++

■アトガキ■

いかに卒業を悲愴的に描けるか試してみた。
多分この人は彼をおいて、卒業と同時に遠くに行くのだと思われる。
大学とか。
遠距離出来る程器用じゃ無かった二人の決断。
最後のお別れ。
卒業式と葬式はどこと無く似ていると思う。

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プロフィール

飛鳥

Author:飛鳥
西川貴教をこよなく愛する外道女子。
ゲームが主食で、おかずは漫画&ラノベ。

恋人は愛猫と言い張る28歳。
猫にうつつをぬかしている間にすっかり脱腐してきたようで、毒気は一切無い。
せいぜいゲームが少々のお手前ですv

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